GP横浜2日目(3月21日(日))のシールドデッキです。それでえっと、戦績のほうなんですが、なんというか毎回クリーチャーを並べて、相手のクリーチャーを除去してテンポを取って勝つ、しかもカードパワーが高くデッキも整っていたので、正直教訓となるシーンが記憶に残っておりません。なので戦闘シーンレポは簡潔で全体的なものになると思います。

前回のレポはカード表記が長ったらしくて自分で見ててもうんざりしてきたので(時間があれば書き直します)、今回はシンプルに「クリーチャ」(低マナ→高マナ)ー→「スペル」(低マナ→高マナ)の順番で並べていこうと思います。

~白~
●コーの装具役
●巣立つグリフィン
●コーの火歩き
●エメリアの光守り
●疲弊の休息
●命拾い
●司令官の頌歌
●イオナの裁き
●土地縛りの儀式

~青~
●方解石のカミツキガメ
●飛び地の精鋭
●航海ドレイク
●サラカーの消し去り
●浅瀬の海蛇
●古き秘密の探索
●罠探しの計略
●宝物探し×2
●アイオーの廃墟の探検
●取り消し

~黒~
●鼓動の追跡者
●サラカーの匪賊×2
●ボシューカの盗賊×2
●吸血鬼の夜鷲
●筆写かじり
●ニマーナの売剣
●マラキールの解体者
●吸血鬼の一噛み
●見栄え損ない
●不気味な発見
●忌まわしき最期
●災難の瀬戸際
●冒涜された地
●血の貢物

~赤~
●アクームの戦歌い
●破滅的なミノタウロス
●溶鉄の荒廃者
●ゴブリンの荒くれ乗り×2
●死鍛冶のシャーマン
●グロータグの打つもの
●焼酸のドラゴン
●噴出の稲妻
●不安定な足場
●雄牛の猛進×2
●反逆の印
●業火の罠
●破砕
●尖塔の連射
●轟く余震

~緑~
●鎌虎
●東屋のエルフ×3
●ニッサに選ばれし者
●リバー・ボア
●オラン=リーフの生き残り
●ナーリッドの群れ
●噛み付く忍び寄り
●大木口の幼生
●頂の猿人
●巨森を喰らうもの
●原初の怒声
●獣狩り×2
●巨森のゼンディコン
●秘宝の破壊
●コブラの罠

~アーティファクト~
●巡礼者の目
●石造りのピューマ
●冒険者の装具
●探検者の望遠鏡
●帆凧
●破滅の槌
●刃のブーメラン

~土地~
●ハリマーの深み
●ボシューカの沼
●くすぶる尖塔
●カルニの庭
●新緑の地下墓地
●巨森、オラン=リーフ

<色選択とぼやきたいこと>
除去もあり、低いマナ域のクリーチャーも多く安定しているので、テンポで押していく良いデッキが出来ると思い赤黒をチョイスしました。ミント協賛シールドはなんと

カード枚数チェック→カードの分類→カードのトータル枚数記入→デッキ構築→構築の枚数を記入→(余裕があったら)デッキ回し

までの全部で30分という前代未聞の時間の無さだったので、このような迷うことの無いパックを与えられたのは僥倖というほかありません。(プレイヤーの腕の差に関係なく)どう構築するかで迷って微妙なデッキのまま毎回戦の1戦目を迎えざるをえなかったプレイヤーさん達がかなり多かったようなので、僕が5位になれたのもそういう要因に支えられている部分も大きいと思います。というか

グランプリトライアルのシールド戦ですら、チェックに20分→構築に30分とか与えられているのに、その全部を30分でやれって聞いた時は、耳がどうかしたのかと思いました。あとゲームロスも覚悟しましたw。

参加者が予想以上に多くて時間を詰めざるを得なかったのはわかりますが、それなら毎回戦5分ずつ短くするとかで帳尻を合わせてほしかったです。こんなの難しいカードプールに当たってデッキ構築ミスった時点でモチベーションだだ下がりじゃないですか。シールド初参加プレイヤーの方が今回でシールドがトラウマにならないことを願ってます。

<白・青・緑を切った理由は以下の通り>
白…「エメリアの光守り」は守るクリーチャーであって攻撃力に欠ける。それを抜くと残りは2マナのパッとしないクリーチャーのみで勝てる見込みが無い。いくら「イオナの裁き」、「司令官の頌歌」があっても勝ちきれないだろう。

青…攻撃に使えるクリーチャーが「航海ドレイク」ぐらいしかいない。スペルもドローと打ち消しばかりで魅力がない。

緑…1マナ~4マナまでのマナカーブが綺麗なので、パッと見組めそうにも思うが、緑の魅力である巨大生物に全く魅力が無い(「巨森のゼンディコン」、「巨森を喰らうもの」等。)ので選ばなかった。

<デッキ>
~クリーチャー~ 15枚
●サラカーの匪賊×2
●ボジューカの盗賊×2(同盟者)
●アクームの戦歌い(同盟者)
●吸血鬼の夜鷲
●溶鉄の荒廃者
●ゴブリンの荒くれ乗り×2
●石造りのピューマ(同盟者)
●巡礼者の目
●ニマーナの売剣(同盟者)
●死鍛冶のシャーマン
●焼酸のドラゴン
●マラキールの解体者

~スペル~8枚
●噴出の稲妻
●冒険者の装具
●見栄え損ない
●不気味な発見
●帆凧
●忌まわしき最期
●業火の罠
●尖塔の連射

~土地~17枚
●新緑の地下墓地
●くすぶる尖塔
●沼8枚
●山7枚

<構築を振り返って>
沼と山のどっちが多かったか忘れました。「尖塔の連射」、「溶鉄の荒廃者」、「焼酸のドラゴン」があるし、沼と山の枚数逆だったような気がします。う~ん、やっぱりすぐにレポ書かないと記憶が風化しますね。サイドチェンジ候補としては、相手のデッキによっては「反逆の印」とか「不安定な足場」を入れて速攻攻めをやってました。あと、これは本当にミスったと思うんですが、小さいクリーチャー数体で攻めるデッキの性質上、ほぼ毎回「溶鉄の荒廃者」を抜いて「グロータグの打つもの」を入れてました。これはミスだったなぁ。

<戦況レポとも言えない全体的なレポ>
序盤は大体2-0、後半は大体2-1で勝ってました。2回戦あたりで戦績提出しに行ったら、100人を超える参加者の中で2番目の提出でビックリしました。プレイングミスとしては、どうも「ベイロスの檻の罠」を警戒しなさすぎるようです。まぁテンポデッキは警戒なんてせずに相手のカードを捌いてナンボなんで、ミスじゃないと言い張ることもできそうですがw。今回1回(7回戦)、あと前日のサイドイベントドラフトで友達と当たった時に1回やられました。

5回戦あたりの対戦相手の方とのゲームで机の上に「対戦を始めずにお待ち下さい」との紙が。ビビリつつも待ってると、どうやら対戦相手のデッキシート記入ミスのようで、デッキに入れたアーティファクト枚数を記入し忘れてしまったらしく、デッキが40枚以下になり警告とのことでした。かくいう僕も「基本土地の書き忘れ」及び「サイドボードの戻し忘れ」でゲームロスに関してはちょっとした権威(この書き方で「あ、コイツは村上春樹を読んでるな」と即座に思った人は是非お友達になりましょう)なので、気をつけなければと思いました。あと今回は時間が短すぎるのも原因だと思います。

7回戦で、前日にサイドイベントドラフトで当たった外人さんと再び当たり、3戦目。お互いに土地が2枚で止まって大爆笑。運良く次のターンに土地が動き出した私に対し、相手はその後2ターンの間土地が止まってしまったので、私に軍配が上がりました。対戦後、相手と握手をしたら「絶対に勝ってね!」と言われました。期待に応えたいところ…なのですが、正直僕はシールド戦でここまで残った経験が皆無で、したがってスタンディングが発表された時に(その時は6位くらいでした)IDをするべきかどうかも全く分かりませんでした。ってか名前聞いておけばよかったー。

8回戦で一応相手にIDをしたいどうか聞いたところ「やりましょう」と言われ対戦開始。1戦目は相手が3ターン目に出してきた「放牧の林鹿」を「忌まわしき最期」で捌けたこともあって勝ち。2戦目で負けるも、3戦目で勝てました。3戦目のラストのプレイングについてちょっと別の選択肢のほうがよかったかなと思ったんですが、今ではもうその場況を再現することはできません。やっぱりレポはすぐに書かないとダメですね。

結局21ポイントあるもオポ差でベスト4入れずの5位でした。まず、120人くらいが参加しているシールドで5位というのは信じられないくらい嬉しかったです。今までこんな上位になったことって全くないんで。スリーブとデッキケースとカードファイルを頂きました。本当に嬉しかったんですが、同時に悔しくもありました。理由は2つあって、1つは、もしベスト4に入れてたら、「ワールドウェイク1BOX」、「アラーラの断片のBOXっぽいもの(なんかFoilが沢山入ってるらしい。普通のBOXとどう違うんだろう?)」、「Ultra Proのスリーブ1年分」、「ワールドウェイクエントリーセット各種」の4種類の中から好きなものを1つ選べてた=単純に貰える景品が1つ増えたってことですね。もう1つは、タカラトミーのGP横浜のミント協賛シールドのページに優勝者ペータース・ダヴィドさんの写真が出ておりまして、それを見ていると僕も名前を轟かせたいという思いがこう沸々とね。湧き上がってくるわけですよ。せめてベスト8の名前くらいは載せて欲しかったですね。そうすれば僕の名前も載ったのになぁ。Luis Scott-Vargasさんが「優勝と準優勝は全然違う」と言ったそうですが、それを身に染みて感じました。

2日間を通して多くの出会いがあり、シビアな中にも多くの楽しさが見出せる戦いでした。やはりGPは普段のマジックイベントとは別格な興奮がありますね。楽しかったです。GP仙台は行けるかどうかわかりませんが、機会があれば行きたいですね。

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