どうもこんにちは、オレンジです。
スタンダードの成績や、対戦内容については全然書いていないのですが、結果だけかいつまむと

●スタンダード復帰戦@新宿pwc 1勝3敗で途中ドロップ
●GPT仙台@東神奈川 8戦5勝3敗で174人中28位
●エルドラージ覚醒ゲームデー@川崎 7戦4勝1敗2引き分けで66人中13位
●GPT仙台@横浜 8戦6勝2敗155人中16位 エルドラージ覚醒ブースターパック4つ獲得
●日本選手権予選@川崎 8戦5勝3敗で139人中29位

と、悪くはない成績を獲得してはいるのですが、イマイチ勝ち切れていませんでした。スタンダード雑記も書かなきゃな~とか思いながら、ダラダラと日をすごしてしまいました。う~ん、何か「勝った時しか記事書かないヤツ」みたいに思われそうで嫌だなぁ~。これからはこまめに書いていきたいと思います。

出場デッキは赤白上陸です。
デッキ名は、皆さんご存じ「北斗の拳ケンシロウvsサウザーを再翻訳してみた」動画から引用しましたサウザー(社友者)の名セリフで、「引きません!媚びへつらいません!!反省しません!!!」です。何故このデッキ名で載らなかったしw!

http://www5f.biglobe.ne.jp/~FDC/2010Regionals-Tokyo1st.html (←デッキレシピあります)
http://umenao.diarynote.jp/201006142028372468/
http://mtg-jp.com/event/jpnats10/result/005159//(公式サイト載っちゃいました)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm10957582(←デッキ名元ネタです。ラストのほうにあります)

1回戦 vs徴兵バント ×○○ 1-0
1戦目:「壊滅的な召喚」と「ゴブリンの奇襲隊」のコンボ(※)を使いつつ、「イーオスのレインジャー」(4/2)、「ステップのオオヤマネコ」(1/1、まさかの上陸できず)、「ゴブリンの奇襲隊」(2/1)、「エレメンタルトークン」(5/4)×2の総勢5名でフルアタックをかけるも、「悪斬の天使」のせいで5点回復されたりブロックされたり、そのせいで相手のライフが1残り負けました。でも、爆発力を相手に見せつけることによって少しでもプレッシャーを与えられれば、こんなギリギリ負けも悪くないかなとか思ってました。

※「壊滅的な召喚」と「ゴブリンの奇襲隊」のコンボとは…山が3枚以上あることが条件。壊滅的な召喚のコストで土地を全て生贄に捧げる前に山からマナを2つ余計に出しておきましょう。
→エレメンタルトークンが2体出た後、浮かせておいた赤マナで、「ゴブリンの奇襲隊」をキッカー込みで出すことによって、出たばっかりのエレメンタルトークンに速攻を持たせるという素敵なコンボです。

2戦目と3戦目:「バジリスクの首輪」は引けなかったものの、「狡猾な火花魔導士」が相手のマナクリーチャーを殺してくれました。特に3戦目に、自分のクリーチャー展開よりも、相手のマナクリーチャーを「稲妻」で焼き殺すことを優先したのは大きく、それが勝利へと繋がりました。

2回戦 vs青白タップアウト ○○ 2-0
1戦目:相手の事故により、忘却の輪2枚しか打たれずに勝ちでした。「忘却の輪」にスタックして「流刑への道」を打った時にどうなるかが分からず、ジャッジを呼びましたが、普通の除去呪文をフィズった時と同じような扱いで良いとのことらしいです。忘却の輪が「場に出た時に~」とか書かれているのでどういうふうになるのかが全く分かりませんでした。勉強不足ですね。

2戦目:今日の僕のデッキはすごく勢いにのれていました。速さ重視のビートダウンをよく使う方なら分かっていただけると思いますが、勢いにのれているか否かというのはすごく重要だと思います。

別に速攻ができたというわけではないんです。攻める速さはむしろ普通か普通より遅いくらいでした。しかし、相手の「コーの火歩き」に対して、恐ろしいほど白カード及び白土地しか引かず「ステップのオオヤマネコ」×2&「湿地の干潟」の上陸でプレッシャーを与え、「イーオスのレインジャー」から「ゴブリンの奇襲隊」をサーチ。1点回復されるも、「ゴブリンの奇襲隊」はパワー上げに徹してもらい、「遍歴の騎士、エルズペス」が展開出来るという非常に良い流れでした。何より「遍歴の騎士、エルズペス」で「ゴブリンの奇襲隊」に飛行を付けて、「コーの火歩き」をしっかりかわせているというのが良いと思います。

僕は麻雀もMTGもかなりオカルティな考え方をする(良く言えば、その日の勢いを大事にする)人間なので「今日はデッキが勝ちたがっているから、プレイングミスをしなければ良いところまで行けるのではないか」と思い始めました。

3回戦vs黒単吸血鬼 ○○ 3-0
1戦目:今日はダイスもノっていまして、先攻から良い感じに攻めきって勝利。
2戦目:対戦相手の事故により勝利。

4回戦vs赤タッチ白かな? ○×○ 4-0
1戦目:僕もよく陥るんですが、赤単などのビートダウンデッキにとっては、必要枚数以上の土地はムダヅモでしかなく、土地ばっかり引きすぎる事故が一番イライラしますね。今回は対戦相手の方がそれに陥った感じで、ある程度生物を除去されただけで勝利。

2戦目:相手有利のまま打ち倒されました。デッキリストを見ていないので、よくはわからないのですが、相手のほうがプレイングスキルは上。しかも相手は僕よりもずっと赤に寄せている感じで、「焼尽の猛火」がしょっちゅう飛んできたので、おそらく4積みだと予想されます。同系対決において、「焼尽の猛火」のアドバンテージはすさまじく(除去&1回分の攻撃くらいの勢いがあります)その後も相手の残り手札1枚が「イーオスのレインジャー」だったりとアドバンテージ取られまくりでした。

3戦目:良い勝負だったのですが、序盤から中盤にかけて引いた「コーの火歩き」の回復と攻撃が勝負の決め手になり勝てました。

4回戦はいろいろと教訓を含んだ戦いだったので、振り返ってみたいと思います。

ルール的な問題:相手の場には「狡猾な火花魔導士」×2(アンタップ状態)。僕の場には「ゴブリンの先達」が1体。相手のライフは1で、僕のライフは7くらい。
僕の手札には「焼尽の猛火」があったのですが、「狡猾な火花魔導士」を対象に打った時に、フィズられるおそれがあると思い、わざわざ「ゴブリンの先達」で攻撃して「狡猾な火花魔導士」2体を寝かせてから「焼尽の猛火」を打ったところ、対戦相手の方に「それは(クリーチャーとプレイヤーと)対象を別々に取っているので即打って大丈夫ですよ」と言われました。勉強不足でした。

※後でわかったことなのですが、そもそも「フィズる」という現象は、「取った対象が全て無くなってしまった時に、呪文が対象先を失ったまま不発に終わる」ということなので、プレイヤーがなくならない限り(そんなことはありえませんがw)プレイヤーにダメージは届くんですね。勉強になりました。

プレイスタイルに関する問題:デッキシャッフル中に、デッキの中身がめくれてしまうことってありますよね。僕は今まで、そういうことになった時に以下の対応をしていました。
●自分がめくってしまった時:対戦相手の方に「ごめんなさい」と言う。ジャッジを呼ぶか否かは、対戦相手に任せる
●相手がめくってしまった場合:僕からジャッジを呼ぶことはしない。

そんなわけで今回、僕が間違えて対戦相手のデッキをめくってしまい、ジャッジを呼ばれたことはまぁいつも通りなわけです。ところが、いつもと違うことがその日起こりました。
対戦相手の方も僕のライブラリーをめくってしまった時に、彼は自らジャッジを呼び、自己申告したのです。僕の場合は、対戦相手の方が笑顔で許してくれた場合、自分からは何もしなかったので、そういう潔さが足りないことを痛感しました。

そもそもデッキシャッフル中にカードがめくれてしまった場合、ジャッジを呼んで申告することは義務なのでしょうか?もしそうなら、僕はとんでもないプレイヤーということになります。相手のミスも自分のミスも申告していないのですから。

今度から、自分のミスは、潔く自己申告しようと思った次第です。

5回戦:vsバント ○×○5-0
1戦目:こちらの攻めが勝り勝利
2戦目:相手の攻めが勝り敗北
3戦目…の前に、僕の愛用スリーブ(Ultra Pro仕様の黒スリーブ。手触りが良く、混ぜやすい)のカドが立っているものと、そうでないものがあったので、(つまり、カドの立っていないものは、サイドボードカードの可能性が高く、識別出来てしまうのではないかという至極もっともな懸念です。)対戦相手の方にジャッジを呼ばれ、裁定を受けることに。結局、サイドボードのカードもそれなりにカドが立っているので、イカサマ的要素はナシという裁定になりましたが、大会が終わったらスリーブを替えて下さいと注意を受けました。

実はこのスリーブは1日前の日本選手権予選@川崎で、1回戦目に対戦相手の方に指摘された後すぐに替えたものなのですが、1日でもうこんなになってしまうのは、やむを得ないことなのか、それとも僕のカードの扱いが雑すぎるのか…。

いずれにせよ、多くの対戦相手の方に余計な懸念を与えていることは事実ですので(中には「コイツイカサマしてんじゃね?」とか思ったまま、口に出さなかった方もおられるでしょう)スリーブはマメに替えようと思いました。

対戦自体は僕の勝利でした。

6回戦 vsジャンド ○×○ 6-0
デッキチェックを受け「ごはんまだー」的な状況も終わりスタート。の前に再びスリーブに関する注意を受ける。申し訳ありません。

1戦目:先攻から走って勝利
2戦目:僕がジャンドにたいして感じている「狂乱のサルカン」からのドラゴントークンに如何に対処するかという課題に解答を見つけられず負け。「コーの火歩き」で止められないのがなんとも悔しいですね。
3戦目:勢いで勝利

さて、残すはあと2回戦となりました。IDしてくれるかなぁ~

7回戦 vs緑白ビートダウン ○○ 7-0
相手の方が、5勝1引き分けでここまで来てるとのことなので、IDしてもらえずガチることに。
相手の方の3重スリーブを上手くシャッフルすることが出来ず、2度目の警告を受けてしまいました。以後は簡単なシャッフルのみにしました。

1戦目:相手の方が平地2枚で止まってしまったらしく勝利
2戦目:手札が全て上陸関連のカードばかりで後攻にも関わらず勝利。「ステップのオオヤマネコ」×1、「板金鎧の土百足」×2~3、「各種フェッチランド」など

8回戦 vs赤緑白同盟者 ○○ 8-0
相手の方に「トラベルマネーを賭けてガチりましょう」と言われ応じることに。IDに応じてもらえると思っていた僕は、「友達としゃべりまくり」&「空腹」で7回戦後あまり休んでいなかったのでドキリとしました。

1戦目:僕のデッキは「同盟者」デッキとは相性が良いと思います。「同盟者を並ばせず、とにかく捌くこと。特に「ヘイラバスのドルイド」というマナ加速クリーチャーは危険な匂いがするので早急に対処すること。展開はその後」を実践し、勝利。
2戦目:相手の同盟者に火力で対処しつつ、余ったマナで「バジリスクの首輪」を送り込み、「狡猾な火花魔導士」を出して装着。装着する前に相手の出したクリーチャーが「オンドゥの僧侶」(おそらく赤系デッキに対して回復を狙う目的だろうと思います)だったので、忘れず除去して装備体制に。「オラン=リーフの生き残り」(3/3)を倒そうとするも、「無傷の発現」でプロテクション(赤)を付けられる。ならばせめて反復はフィズらせてやろうと「流刑への道」を打つももう1枚の「無傷の発現」でプロテクション(白)を付けられる。しかしこれで2枚の「無傷の発現」がいっぺんに解決されるので、まぁ損をさせることは出来たかなという感じでした。

さらに、おそらく相手もビートダウンデッキの性質上、ライフ回復をされるのはさぞかし嫌だろうと思った僕は、2回上陸した「板金鎧の土百足」(5/5)に「ゴブリンの奇襲隊」(キッカー済)を足し、「バジリスクの首輪」を付け替えて8点パンチの6点回復。次のターンで相手が投了し、僕の勝ちとなりました。

それにしても、僕自身のテンションは終始変わらずだったのですが、7回戦、8回戦共にデッキのほうはテンションMAXだったみたいですね。いつもなら、こうやって長丁場になってくるとデッキのほうが疲れてきて、事故ったりするんですが、今日のデッキは最後の方までちゃんと勝ち切ってくれました。きっと彼もここ最近の大会で、長丁場というものに慣れてきたんでしょうかね?

そんなわけでIDをことごとく断られ続けまさかの8戦全勝で優勝しました。「予選抜け出来たら嬉しさのあまり死ぬかもしれない」と思っていたのに、それどころかぶっちぎり優勝で、トラベルマネー補助と「エルドラージ覚醒」ブースターパックを50パック獲得。そのうちの1割=5パックを共に参加した友人にあげて(彼からは「遍歴の騎士、エルズペス」を3枚借りているので、僕が賞品をゲットしたら1割あげるよと僕が勝手に決めているのです)メシを食いに会場を後にしたのでした。レーティング厨の僕としては、構築レーティングがどれだけ上がるかめっさ楽しみです。

コメント

セリーヌ
2010年6月15日7:53

4戦目のボロスの者です。
優勝おめでとです!

俺のデッキはテンション低くてダメでしたねw

相手のデッキめくった場合ジャッジは呼んだ方がいいですよ。
ワーニングくらう=不正行為ですからね。

オレンジ
2010年6月15日22:55

>セリーヌさん
ありがとうございます。いや~、戦ってて相当厳しかったですよ。負けても何もおかしくない戦いでした。

了解です。次からちゃんとジャッジ呼ぶようにします。