秋葉原の夢屋にて、スタンダードとドラフトをやってました。
スタンダード:5戦4勝1敗 参加者19人中3位 「エルドラージ覚醒」ブースターパック×5獲得
ドラフト:3戦2勝1敗 参加者8人中3位「卓絶の達人」などを獲得

<スタンダード>
1回戦 vs青白コントロール(旧型?) ○×○ 1-0
1戦目:「前兆の壁」も出てこなかったので、勢いで押し切って勝ち。
2戦目:相手が「精神を刻む者ジェイス」を出し、±0の能力を起動。相手のライフは17ポイントで、僕の場には「ステップのオオヤマネコ」、「板金鎧の土百足」が並んでいて(次のターンに上陸可能)、相手のクリーチャーは0。(場にはジェイスと土地だけ)ここで「ジェイスとか別に放っといても勝てるんじゃね?」と思った僕は、9点のライフを相手に与え、ジェイスを倒さず相手を倒しに行くプランを選択。結果としてはこれが裏目に裏目って1体目の「悪斬の天使」をなんとか処理するも、2体目を出されて負けました。後々聞いたところやはりジェイスの能力によって「悪斬の天使」を引いてきたようで、う~ん、正直1戦目にあっさり勝てたので、少し相手をナメてたのかもしれないと思うと反省しないといけませんね。
3戦目:前局は自分の傲慢さによって負けているので、流れは悪くなっているところ。慎重に行きたいところです。またも「前兆の壁」は出てこず。なんだか「エルドラージ覚醒」発売前の青白コントロールデッキのような印象を受けます。「宝物探し」もありましたし。(勿論、ただ単に引いてこなかったという可能性も大いにありえますが…)先攻を取って順調に攻めていると「悪残の天使」が現れたので「流刑への道」で捌いてアタック。相手のライフは残り僅かになるものの、次のターンに「ギデオン・ジュラ」を出され、使われた能力は勿論+2の能力。これは終わったか…と半ば諦めを感じながらトップデッキに手を伸ばすと

「忘却の輪」

これだから速攻系ビートダウンはやめられないです。

教訓:対戦相手は常にリスペクト(遊戯王GXの丸藤兄弟的な意味でw)

2回戦 vs青白タッチ赤プレインズウォーカーコントロール ×○○ 2-0
1戦目:「前兆の壁」にダメージを与えてから「地震」で捌くも(「ゴブリンの先達」は星になったのだ…)、「ギデオン・ジュラ」→「復讐のアジャニ」の順で相手にプレインズウォーカーを展開され、アジャニの-2の能力を使われる。その1ターン後、僕は奇妙なことに気付く。

「相手の土地の中に山なくね?」

まぁ僕も1ターン経ってから気付いたし、このまま続行なんだろうな~と思いつつジャッジを呼ぶと、予想通り両者に注意(=警告一歩手前)が与えられそのまま続行。相手の3点ドレインがなければ、相手のライフは5点ということになっている筈なので「地震」で勝てるんだけどな~と思いつつもどうにもならず、相手が「審判の日」を打つのに対応して自分の「ゴブリンの先達」に「流刑への道」を打って土地を増やす。こうすれば、「稲妻」を引くことに賭けて、「稲妻」での3点と「地震」のX=5で届く。ワンチャンスっ…

「そんなオカルトありえません」

ですよねーww。

2戦目:前回、自分の勝利だった筈のゲームを落としてるので、流れからすれば正直このマッチは勝てる気がしませんでした。

しかし相手が「島」、「地盤の際」、「島」と置いてきて何もしてこない。しかも相手の表情が何やら苦々しげ。これはもしかして「キープしちゃいけない手札を土地の枚数を見ただけで反射的にキープしちゃったミス」(長いw)かなぁと思いつつ、順調にクリーチャーを並べて勝ち。

3戦目:さぁ、正念場の3戦目です。僕の方は1戦目の相手の本来なら出る筈の無い「復讐のアジャニ」を見逃している。そして相手は2戦目にキープすべきでないハンドをキープしている。(と予想される)どちらも負けに繋がるミスを犯して、流れを自ら歪めているわけです。流れをより歪めてしまったのはどちらか、このマッチで下るでしょう。

僕の土地が3枚で止まった時、正直「自分で歪めた流れだ。負けても仕方あるまい」と思いました。しかし相手の土地も3枚で止まり何もしてこない状況。一応僕の方は「板金鎧の土百足」で攻撃し続けることが出来るのですが、1点のクロックなんてたかが知れたもの。お互いの土地が止まった時、「ああ、やっぱりこうなったか…」と思いました。先にゲームを動かしたのは

僕の方でした。(「乾燥台地」を引きました)

そんなわけで勝利。

教訓:対戦相手のプレイングを相手任せにしては行けない。ミスをすることだってあるので、ちゃんと場は見ておくこと

3回戦 vsジャンド ×○○
えっとごめんなさい。この戦いに関しては、正直覚えていません。確か1戦目が相手の「包囲攻撃の司令官」によって場を制圧されて負け、2戦目以降が「コーの火歩き」とか使って勝った気がします。

4回戦 vsジャンド ○×○
1戦目:勢いで押して勝ち。最後は「地獄の雷」で蘇生フィニッシュ。
2戦目:「コーの火歩き」が出るので、「平地」×2枚の手札をキープし、まぁ山も引くだろうと思ってたら平地を4枚引いてしまい負け。
3戦目:相手のライフは4。僕のライフは6点くらい。僕の墓地には「地獄の雷」が眠っている。つまり攻撃が通れば勝てる。しかし相手の攻めも鋭い。場には「血編み髪のエルフ」、「朽ちゆくヒル」が並んでいる。こちらの場には「イーオスのレインジャー」とサーチしてきた「ゴブリンの先達」が並ぶ。何かがあった時のために一応「ステップのオオヤマネコ」は展開せず、「乾燥台地」を残したまま「流刑への道」を構える。

相手が「イーオスのレインジャー」を除去した後に「血編み髪のエルフ」を続唱してきた。もし除去を引かれて、「ゴブリンの先達」をどかされたら死ぬところです。相手のデッキからめくれたのは

「芽吹くトリナクス」でした。

総攻撃に落ち着いてブロックをかけ、「流刑への道」も使い返しで勝利しました。

5回戦 vsジャンド ××
1戦目、2戦目共に土地が2枚程度で止まる事故で負け。たまにはこんな負け方も良いでしょう。

ってなわけで、5戦4勝1敗の19人中3位でした。

<ドラフト>
初手取りしたのは「マンモスの陰影」。僕はこの環境の白が好きじゃないので(コモンカードにパワーがなく、「闇の追い返し」とかに見られるように、何故かこの遅い環境の中にあって高速ビートダウンを主張し、かといって「失脚」のようなコントロール要素のあるカードがあるとかもうワケが分からないですよねw)、こういった強力なアンコモンやパワーレアを引く時以外は努めて白を避けるようにしているので、久々の白でした。

「魂縛りの守護者」と「戦争売りの戦車」が同時に流れてきたので「終わった…」と思いつつ「戦争売りの戦車」をピックすると「魂縛りの守護者」が帰ってきました。とりあえず白のカードを中心にピックして様子見です

2パック目は「ペラッカのワーム」を取り白緑に移行。すると2連続で流れてくる「オーラのナーリッド」。このあたりで白緑にほぼ決定でした。

<クリーチャー>
●魂の従者×2
●隊商の随員
●前兆の壁×2
●巣の侵略者
●暁輝きの発動者
●アーファの番犬
●オーラのナーリッド×2
●胞子頭の蜘蛛
●野心の発動者
●マキンディのグリフィン
●魂縛りの守護者
●ペラッカのワーム×2

<スペル>
●大群の力×2
●護衛の任務×2
●ハイエナの陰影
●戦争売りの戦車
●マンモスの陰影

<土地>
●平地9枚
●森8枚

1回戦 vs赤黒 ○○ 1-0
教訓となったのは2戦目。こちらは「ペラッカのワーム」(7/7)と「戦争売りの戦車」(+2/+2)、「巣の侵略者」(2/2)が戦場にいる。相手は「バーラー・ゲドの蠍」(2/3)と「思考喰らい」(5/5)がいる。(ちなみに2枚出ていたようで、このドラフト卓で2人使っている人を見ました。)
「思考喰らい」でドローされたらヤバいと思っていた僕は、「オーラのナーリッド」を召喚して「戦争売りの戦車」を付け、次のターンに相手のクリーチャーに「護衛の任務」を2枚貼って6/6にして殴りました。でもよくよく考えてみたら、相手のライフは4くらいなわけですから、普通に「ペラッカのワーム」に「戦争売りの戦車」をつけて「巣の侵略者」と合わせてのアタックで届きますよねw。「思考喰らい」を裏目らせてやろうということしか頭に無くて、失念していましたw。決してなめプではないです、本当に。

2回戦 vs青白 ○○ 2-0
1戦目:序盤に遅れをとるも、「ペラッカのワーム」の7点回復からなんとか逆転。
2戦目:3ターン目に並んだ2体の「ハーダの巡回スパイ」に対してこちらは「オーラのナーリッド」に「マンモスの陰影」を付けて殴るも、「護衛の任務」を付けられて攻撃出来なくなる。相手の「ハーダの巡回スパイ」は片方が2段階目(2/2ブロックされない)で片方が3段階目(3/3被覆・ブロックされない)。土地を引ければ「ペラッカのワーム」が出るという状況で無事土地を引けたので出して回復。次のターンにもう1枚「ペラッカのワーム」を出して回復。対戦相手がビックリしていますが、僕は対戦相手をビックリさせるためにドラフトをやっているようなものなので、こういう瞬間がすごく好きです。特に外人さんとやる場合、大抵リアクションが大きいので、僕までテンションが高くなってしまいます。さて、正直な話2体の「ペラッカのワーム」が出たからといって全然勝てる状況なんかじゃありませんでした。何しろ相手の5点クロックに対してこちらは7点回復しているので、2体目の「ペラッカのワーム」が出たにも関わらず残りライフは12点という貧相っぷり。普通に相手が「ハーダの巡回スパイ」を3段階目(3/3被覆・ブロックされない)にして2体でアタックしていればあと2回の攻撃で負けてしまうのです。なぜなら、このターン「ペラッカのワーム」の片方は勿論召喚酔い。もう片方は殴れますが、相手の場には「不死の天使」、「族霊導きの鹿れい羊」がいるので防御はばっちり。正直負けを覚悟しました。しかし相手は、5点のままアタックしてきた後、「ジュワー島の小走り」を2体展開。これによってもう1回アタックチャンスが増え、勝利をものにすることができたのです。クロック回数って大事だなぁとしみじみ思いました。

3回戦 vs白黒タッチ青レベルアップ ×○× 2-1
1戦目:相手に、倒した筈の「ウラモグの破壊者」を回収されたり「英雄の時」を貼られて圧力をかけられたりして負け。
2戦目:相手の事故で勝利。
3戦目:ここが勝負の分かれ目でした。相手の場には「ニルカーナの殺し屋」が3段階目(5/4 接死・先制攻撃)になっています。僕の場には「ペラッカのワーム」と「隊商の随員」3段階目(5/5 先制攻撃)がいます。ここで僕は「先制攻撃には先制攻撃」と思って「隊商の随員」のほうに「マンモスの陰影」を付けてアタックし、しばらく相手の0/1トークンにチャンプされつづけていました。その内、相手が「隊商の随員」に「光明の目覚め」を貼ったり「思考喰らい」が出たりして場が膠着しはじめ、ついに相手が「号泣の石」を引きました。僕が「暁輝きの発動者」を出すも、そのターンのエンド時と次のターンに「号泣の石」を起動すれば、もう僕のデッキは残っていないのでした。

ここでは「ペラッカのワーム」に「マンモスの陰影」を付けるべきでした。「ニルカーナの殺し屋」の「先制攻撃・接死」で「ペラッカのワーム」は死なず、「マンモスの陰影」が剥がれるだけなので「ニルカーナの殺し屋」を殺せたんですよね。「先制攻撃・接死」には普通の攻撃は出来ないと思い込んでしまっていたことが負けに繋がりました。

いろいろと教訓の多かったスタンダード及びドラフトで、これだけのミスを犯していながらこの成績なら良いのではないでしょうか。

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