3月5日(土曜日)

初めてのエクステンデッド大会。使用デッキはフェアリーで、使用理由は、(最近は押され気味な気がするけど)「当時(2月下旬時点)強かった」ことと「サークルの友達がスタンダード時代にフェアリーを使っていて、パーツを借りられればデッキが安く上がる」というしょうもない理由によりフェアリーで参戦しました。

5日はGPT神戸@川崎。エクステンデッド環境の基本的なことや有名なアーキタイプのデッキの動きも全くわからないままの参戦。かろうじて10回以上やった一人まわしも役に立つ…のか?

1回戦:vsナヤ 0-2

どう戦えば良いかもわからず、相手のなすがままにされ負け。

2回戦:vs羽軸トゲビートダウン 1-2

1戦目は相手の事故で勝ったものの、2戦目、3戦目と羽軸トゲコンボを防げず負け。羽軸トゲ以外にも、「壊死のウーズ」や「溶鉄の尾のマスティコア」等々、コピー機能を利用していろんなことができる面白いデッキでした。

3回戦:vsフェアリー 2-0

相手が事故だったり、相手のハンデスをこちらのトップがすり抜けたり、全体的に相手に流れが無かったように感じました。プレイングは相手の方がよっぽど上手だったけどなぁ…。

4回戦:vsバント 1-2

1本はなんとか取ったものの、スタンダード時代の「徴兵バント」を彷彿とさせる良い動きの前に負け。

というわけで、1-3ドロップでした。GP神戸まで日が無いので、本当は負けたからといってドロップとかするべきじゃないんですが、「伸びた髪が気持ち悪いので切りに行きたい」っていうのと、「いろいろ構築ミスがあるのでモチベーションが下がっている」というのが主な理由でした。(「饗宴と飢餓の剣」がサイドにいたり、「蔓延」をさしおいて「黒の太陽の頂点」を採用していたり、「呪文詰まりのスプライト」や「霧縛りの徒党」が多すぎたりとか…)

そんなわけでデッキ構成を変えて、6日の日曜日はGPT神戸@板橋の大会です。

1回戦:vsヴァラクート 2-1

落とした1戦は、土地が5枚で止まってずっとカウンターを構えていたのですが、相手もキーカードを引かなくてイライラしている様子。なので1ターンだけ動こうと思って、「苦花」を貼り「饗宴と飢餓の剣」を出した返しのトップで「風景の変容」を引かれてしまいました。今までずっと動かなかったのに、いきなり動くとかいう一貫性の無いプレイングをしたせいですね。我慢が大事です。せっかく手札には「謎めいた命令」があったのに…。

あとの2戦はハンデスでピンポイントにカードを抜いて、打ち消し呪文をしっかりと構えて勝利。フェアリーがなんでヴァラクート相手に相性が良いのかがなんとなくわかった気がします。

教訓:手札に打ち消し呪文があった時は我慢が大事。

2戦目:vs5色コントロール 1-2

pwcのエクステンデッドで「びゅーてぃーにゃあや」で上位に入ったあの方です。対戦後に「レシピ見ておくんだった…」と言ったら「あの時と構成変えてますよw」と言われてしまいましたw。

展開→打ち消しと除去みたいな感じで続いていき、負けた1本も勝った1本もどちらも良い勝負が出来たと思います。最後は事故負けでしたが、特に酷いプレイングをしたとかはなかったと思います。相手の土地が6枚までそろったところで、僕の手札には「マナ漏出」しかなくて「饗宴と飢餓の剣」を出されて終わる…。と思ったりもしましたが、2マナで何かを展開した後に出してくれたので打ち消せました…。これは相手のミスなのかなぁ?どうなんだろう??

一つ気付いたのは、スタンダードで青白コンとかを使ってると結構怖い相手の「戦隊の鷹」が「苦花」のおかげでそんなに怖くないってことですかね?この戦いは負けてしまったものの、「フェアリーデッキ」での戦い方みたいなものがようやく感覚として自分の中に染み込んでいく実感がありました。

3戦目:vs赤単 0-2
一口に赤単と言ってもいろんなタイプがあると思いますが、この方のは「地獄火花の精霊」と「ボール・ライトニング」等を搭載する弾け型でした。メインからの相性による不利は否めず、残りライフ2のところにぴったり「思考囲い」を引いてきたりと、流れの無さが際立ちました。

デッキ相性はしょうがないのでそこは開き直っていくとして、僕に勝機があるとすればサイドボード後に「思考囲い」等の自滅カードを抜いて「瞬間凍結」や軽量除去に入れ替えることと、かつて僕が赤単を使っていたという自らの経験則を利用して相手のハンドや捌く火力・受ける火力を読み分けることくらいでした。

気合だけは充分でしたが、試合は実にあっけなく終わりましたw。相手の火力を捌いたものの、こちらのライフは2で、場には「精神を刻むもの・ジェイス」(忠誠値5)。ここで僕は「吸血鬼の夜鷲」を探しにいこうと、あろうことか「±0」の能力を使ってしまったのです…。

嬉しいことに「吸血鬼の夜鷲」はライブラリー3番目にあって、それを展開して次のターンから回復できる…と思いましたが、その代償は…

相手のトップデッキ「火山の流弾」で幕を閉じました。

教訓:赤単相手には一瞬でも気を緩めずにライブラリー操作をしよう

相手のライフを1~4の範囲に収めた後の赤単はトップの火力で勝つくらいしか方法が無いことは解っていたのに、きちんと「+2」の能力で相手のトップデッキを操作し続けなかった報いが来ましたね…。考えてみれば、ジェイスの「±0」の能力で手に入る範囲にカードがあればいずれ引けるわけで…。赤単経験則は生きませんでした(涙)

4回戦:vsドラン 1-2
1本目はビートされ、2本目は捌き切った3本目、相手がマリガンしたので行けるだろうと思い、あろうことか「土地5枚、死の印、吸血鬼の夜鷲」の手札をキープしたら、ダブルマリガン後の相手に1ターン目、2ターン目とハンデスされて、土地を引き続けて負け…。

教訓:マリガンはしっかりしよう。(MTGの基本ですねw)

5回戦:vsエスパーカラービートダウン 2-1
白単ではなく、「ヴェンディリオン3人衆」や「潮の虚ろの漕ぎ手」等が入ったエスパーカラービートダウンです。1本目はビートされ、後が無くなった2本目…相手が手を傾けた時に「遍歴の騎士、エルズペス」がチラリと見えたので、それを打ち消す予定でしたが、勿論そんな展開は(特に相手が上手い場合には)許してくれる筈もなく、他のカードを打ち消さざるを得ない(と僕には思われる)状況になり、それを打ち消して「遍歴の騎士エルズペス」は無事降臨

「また負けるのか…」そう思ったのもつかの間、こちらの「苦花」に対して相手の場にもトークンが数体。相手が選び続けたのは「1/1」兵士トークンを出すという穏便なプラン。僕的には、実はサイドボードに蔓延を積んでいるので、兵士トークンを出してくれた方が嬉しいんです。あそこは「+3/+3飛行」じゃダメなのかなぁ~?

相手が1マナのみを残して何かを展開した返しに「謎めいた命令」で呪文を打ち消して「遍歴の騎士エルズペス」をバウンス。その後は「精神を刻む者、ジェイス」で「蔓延」を引きに行き(「3積みなんだから、絶対引ける」と念じると、思惑通り1枚目にいましたw。不思議なモンですね、遊戯王で言うところの「カードを信じる力」ですねw)、エルズペスを(確か「マナ漏出」だったかな?)で打ち消した後、「霧縛りの徒党」を覇権させ、次のターン、「蔓延」で残ったトークンを一掃してテンポを取り返しました。「謎めいた命令」はローウィンブロック中でもトップになる程の人気カードでしたが、理由が解った気がします。打ち消しとバウンスで一気にテンポを取り返せるのは素晴らしいですね。

そんなこんなでなんとか勝つことができました。

6回戦:vsヴァラクート 2-0

1回戦の教訓を生かしてしっかりハンデスと打ち消し呪文を構え2本とも勝利。ヴァラクートに関しては、サイドボードの変えも慣れてきました。

7回戦(最終戦)vs白単ウィニー 2-1
勝った2本は2本ともこちらが相手のクリーチャーを「死の印」や「見栄え損ない」等で捌いた後の事故だったので、特に振り返るべき点は無いとしても、酷いのは負けた1戦の方です。

「思考囲い」で相手の手札を見ると、相手の手札には2マナ以上のクリーチャーがずらり、1マナのカードは「流刑への道」と「精霊への挑戦」の2枚だけでした。こちらが土地3枚なのに対して、相手の土地は2枚なので、どう考えても次のターンでの「白蘭の騎士」展開を狙っていることは明白です。なのでそのカードを落としたのですが問題はその後…。

相手は土地が2枚で止まり続けて苦しそう。当然自分の「ステップのオオヤマネコ」に対して「流刑への道」を打ってきます。良識あるプレイヤーなら、こういう苦し紛れの行為(僕も白単を使っていた時代によくこうなったので解ります)はスルーして、打ち消し呪文は次のアクションに備えて取っておくのですが…

あろうことか「謎めいた命令」で「流刑への道」を打ち消してしまったのです。

流れ的に当然というべきか、相手の次の次のトップが土地で「幽体の行列」が降臨し、そこを起点にずるずる負けてしまいました。

また、「運命の大立者」を「呪文詰まりのスプライト」で打ち消さずに「マナ漏出」で打ち消したりする等、集中力の欠如が目立ちました。(相手から「あれ?そっちで打ち消すんだ」と言われて気付きました。相手は白単ですが、フィルターランドを経由しての「潮の虚ろの漕ぎ手」が入っていて、手札を見られていたので…)

流れ的には負けても全然おかしくなかったので、その後勝てたのは僥倖という他ないです。いや、こういうところで運を無駄遣いしちゃう分、肝心なところでの運が足りないのかなぁ?

というわけで、エクステンデッド大会参加2回目の戦績は、7戦4勝3敗で勝ち越したため、「ミラディン包囲戦」を1パック獲得しました。エクステンデッド歴2日、フェアリー使用歴2日でここまでならまあまあかなと思います。

思ったんですが、コントロールデッキやクロックパーミッションデッキを歪みなく扱えるようになるためには、マジック全般に精通していないといけないんですね。そう考えるとまだまだ全然だなぁ…。それにしても、たった1000円で7回戦も戦っていろいろなことが学べるなんて素敵ですね。

来週の土曜日はおそらく千葉のLMCに遠征しに行って、引き続きフェアリーデッキでエクステンデッドの練習をしていると思います。頑張ろう。

コメント

さちこさん
2011年3月7日10:35


5戦目のエスパーカラービートダウンを使っていた者です

蔓延さえなければ勝てるプランをとったんですけど…
やっぱり引けますよねwww

自分もあのデッキ当日朝に出来たのでプレイング下手すぎてすいませんでした…


勝手ながらリンクさせていただきました

よろしくお願いします(^O^)/

オレンジ
2011年3月7日13:53

>あなたさま さん
おお!まさか実際に対戦した方からコメントを頂けるとは嬉しいです。「蔓延」引けなかったら勝ててなかったと思います。プレイングが下手とかそんなことないと思います。

こちらからもリンクさせていただきました。改めてこれからよろしくお願いします。ANSさんの最新の日記に書かれたエクテン考察は、エクテンに関わって日が浅い僕にとってとても参考になりました。ありがとうございます。

さちこさん
2011年3月7日17:53


あんな日記でも役に立てれば幸いですw


今週の土曜日は千葉が遠いならどこに住んでらっしゃるかはわかりませんが中野でPTQがありますよ!

オレンジ
2011年3月10日20:56

>ANSさん
中野でPTQがあるんですか~。う~ん、GPT神戸にかけて千葉まで行くか、千葉よりは近い中野でPTQの大会に出るか…、悩ましいところですw。

もしよければ何という店で開かれるのか教えていただけると嬉しいです。